ツボといえば東洋医学。誰もがそう思うでしょう。 ところが、実は現在の耳ツボ発祥の地はフランスなのです。
フランスの医者、ポール・ノジェ博士が、ある地域の「耳を焼いて腰痛を治す」という民間療法から発見・研究し、耳と身体の各器官には密接な関係があることを発表したのが1956年。
フランスではこの両方を「オリキュロセラピー」と呼び、WHO(世界保健機構)でも 耳には110個のつぼがあると認定されました。
もちろん中医学でも古くから耳に注目してきた記録があります。 4,000年前の中国の「黄帝内経」という書物に「耳を見ることで健康状態を知ることができる」と記述があるそうです。
ですが、耳つぼの研究がこんなにもすすめられたのは近年。
なんかちょっと意外でしょ? ツボというだけで古い東洋医学のもの・・・と思ってしまいがちですが、実はこんな歴史をもっている、古くて新しい、しっかりと認知されたセオリーなのです。
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